世界のインディーズ音楽シーンからベスト・アーティストをピック!
The Airborne Toxic Eventは2006年にLAで結成された5人組バンド。The Airborne Toxic Eventというバンド名は、ポストモダン文学家Don Delilloによる小説White Noiseに登場する主人公が、化学物質の爆発に巻き込まれる(the airborne toxic event)ところから引用された。カリスマ性溢れるフロントマンであるMikel Jollett(Vo/G)は小説家でもあり、バンドを始めるまではノベル小説の執筆活動を行っていた。母親の癌、彼女との別れ、そして彼自身も自己免疫疾患という病気に直面し、その思いを詩に綴るようになったことがミュージシャンとしての第一歩だったという。その後Daren Taylor(Drum), Noah Harmon(Bass), Anna Bulbrook(Viola, Piano), Steven Chen(G) と共にバンドを結成すると同時に自主EPを制作。これが地元のメディアやインディーズ・ファンに大ヒットし、それがきっかけで全米ナンバーワンのロックラジオ局KROQや著名インディーズ専門ラジオ局Indie 103.1 でもパワープレイされる程の評価を得る。その後もRolling Stone誌上でMyspace登録アーティスト中注目のトップ25バンドに選出されたり、米国人気深夜トークショー番組で生演奏を披露するなど、彼等の人気は更に加速する。そして数多くのメジャーレーベルからオファーが来る中、あえてインディーズレーベルのMajordomo Recordsと契約。巨大レーベルに操作されることを拒み、アーティスト主導の音楽ビジネスを提唱するバンドとしての考え方も各界から注目を集めている。2008年8月にようやく待望の正式なファーストアルバムとなるThe Airborne Toxic Eventをリリースし、まさにこれからが勝負のThe Airborne Toxic Event。奥深い詩に見合う、洗練された新時代のアート・ロックは世界中で大ブレイクすること間違いなし!

Review
Arcade FireやThe National等をイメージさせるアート・ロックのサウンドが全面的に感じられるが、同時にThe Smithsのようなポップサウンドも兼ね備えた、全体的に非常に洗練された上質ロックである。ヴォーカルのMikel Jokllet の深みのある低音の歌声はDavid Bowieのようなカリスマ性を持っており、また小説家を志したという彼の歌詞表現は聴く者の心を動かす。バンド全体のサウンドも一貫したテーマと方向性を持っており、楽曲中に散りばめられている突き刺さるようなギターサウンドや、しっとりと染み込んでくるようなバイオリンなどを聴いていると、彼らのミュージシャンとしての確かな実力とともに、アーティストとしての良質なセンスを感じさせる。今後が最も注目されるバンドのひとつ!
INDEX
- Samantha Murphy
- Scissors For Lefty
- Screaming Tea Party
- Shout Out Louds
- Sleeping States
- Sparda Deleon
- Speechwriters LLC
- Tacks, the Boy Disaster
- Tap Tap
- TAT
- Ten Minute Turns
- The Airborne Toxic Event
- The Blow
- The Bubbles
- The Chimeras
- The Diggs
- The Dodos
- The Growlers
- The High Class Elite
- The Minor White
- The M's
- The National
- The Novellas
- The Ropes
- The Shys
- The Saucy Jacks
- The Teenage Prayers
- The Tellers
- The Thermals
- The Two Man Gentlemen Band
- The Vandelles
- Tiger Lillies
- Timothy Rabbit
- Titles
- Tom Freund
- Totally Michael
- Two Loons for Tea
- Two Sheds

















