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VOL.011 / OCT.13 / NYのミュージックシーン大特集② / FEAT. KEVIN DEVINE

今週のWhat's Upでは、またまた芸術の秋ということで、Naokiが葉山近代美術館を訪れてきました!インストレーションや絵画など、様々な分野で活躍する旧ソ連の代表的アーティストであるイリア・カバコフが描いた絵本や原画を1000作品以上も紹介する展示会を見てきた感想など。

WORLD ENTAのコーナーでは、今NYでHotなアーティストやライヴハウス紹介の第二弾!マンハッタンのChelseaエリアに、あのJazzで有名なBluenoteの経営陣によって今年OPENされた注目のライヴハウスHighline Ballroomに突撃取材!

WORLD ENTA | World Entertainment Report from NY

TOPIC

NYのミュージックシーン大特集②
NYで今注目されているライブハウス紹介: Highline Ballroom

今月はここNYで毎年行われるインディーズ系最大級の音楽フェスティバルCMJ(College Music Journal)にちなんで、今月中旬からCMJの独占リポートをお届けすると同時に、現在のNYミュージックシーンや今NYで最も注目されているライヴハウスなどについて紹介します!

Highline Ballroom
431 West 16th St. New York
www.highlineballroom.com

マンハッタンのWestsideに位置する、今年OPENしたばかりのNEWべニュー。この辺りは実際にはMeatpacking Districtといわれるエリアで... ↓ 続きを読む

その名の通り昔は精肉業の工場や問屋などで賑わっていた場所でもある。近年はモダン化され、昔の工場跡地をうまく利用した施設やお洒落なレストラン、クラブなどが建てられ始めた。肉類や乳製品、輸入ワインなどのお店が集まった、ツアーリストにも有名なChelsea Marketなども、そのうちのひとつ。実際、このHighline BallroomはChelsea Marketのすぐ裏にある。Highlineとは、このエリアで1930年代に建設された高架鉄道用の線路で、昔は主に工業用の物流に使用されていた。1980年には使用は中止されたが、今もその形跡が残されている。来年には、このHighline Ballroomのすぐ隣のスペースに、Highline Parkという公園が建設される予定。今はまだ閑散としたこのエリアも、来年以降は賑やかなスポットになることは間違いない。

さて、このWestsideエリアの将来性を見込んで建てられたHighline Ballroomは、実は、Jazzで有名なBluenote、BB Kingなどのべニューも経営するオーナーにより開設されたものである。二階建ての元倉庫スペースの外観は質素で、壁に表示されている看板以外は、ここにライヴハウスがあるとは分からない。しかし、店内はさすがに新しいべニューとあり綺麗。階段を上がると受付があり、ガラスドアを抜けると中規模なライヴスペースへ。700人程入るスペースは、両側に小奇麗なバーがあり、食事も出来るテーブルと座席が中央の立ち見スペースを囲むように設置されている。二階はバルコニーになっており、テーブルと座席でゆっくりと食事を楽しみながらステージを眺めることも出来る。ただし、メニューはとても高い。

ステージはゆとりが有り、とても綺麗。会場内のどこからもしっかりと見れる位置にある。店内の照明は全体的に暗いがセンスはある。Audio関連機材にもかなり費用をかけており、音質はとても良い。 出演するアーティストは、基本的にはロック系が多いが、ジャンルは特定されていなく、毎週違ったジャンルの音楽を楽しめる。 客層は20代前半~30代後半ぐらいが大半だが、出演アーティストやジャンルによって変動する模様。基本的にはハイエンドなレストラン・ラウンジとしての機能を持つ場所なので、ある程度小奇麗な格好をしてくるべきところな感はある。実際取材時の我々はジーンズにシャツというラフな格好だったが、浮いていたと言えばその通りかも知れない(笑) 要するに、Bluenoteに行くのと同じような心構えで行くことをお勧めする。

全体的な感想としては、やはりさすが、NYCで既に様々な音楽べニューを経営するオーナーだけあって、新しいべニューにしては非常に洗練された感じがするところ。 特にステージと客席の密接な距離間はライヴべニューを知り尽くしたオーナーならではの配慮がなされており、ステージ上で演奏するアーティストとオーディエンスがとても近づけるような親密感を演出している。

ARTIST

Kevin Devine

地元NYのBrooklyn出身のシンガー・ソングライター。Elliot Smith,やBright Eyes等を思わせるソフトで、ナイーヴなAcousticサウンドを売りにする27歳。大学を卒業後、21歳の頃から音楽活動を開始。実は現在のサウンドとは裏腹に、Miracle of ‘86というパンクロック系のアグレッシブなバンドで活動していた過去を持つ。2001年から現在まで既に3枚のアルバムを自主制作し、常に業界紙やメディアから評価を受けてきた実績をもとに、今年に入りあのBeckやElliot Smithをプロデュースしたことでも知られるRob Scnapfと共同制作した新作アルバムPut Your Ghost to Restをリリース。現在、全米だけではなく世界中をツアー中...↓ 続きを読む

彼の曲はいつも人間らしい生々しさを表現しつつ同時に美しさを感じさせるような、Nick Drakeを思わせる。メロディーだけではなく、歌詞を非常に大切にする本格的なシンガーソングライターとしての地位を確立させていると同時に、パンクロックで養った歌唱力にも定評がある、今後が非常に期待出来るアーティスト。
紹介曲: Brooklyn Boy
ARTIST Website: www.kevindevine.net

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